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おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

『輪違屋糸里』感想1
ドラマ化情報に影響されて、読み始めました。
ネットで感想など拾ってみると、この中の土方さんは
「黒い」 「へたれ」 「酷すぎる」 などの声も多いようで
さて、どんなものかと気になったのも読むきっかけになった、というところです。

読み始めて、わかりました。
ドラマ「壬生義士伝」を見た時に感じた違和感・・・。
あの新選組の雰囲気が好きじゃなくて、その時は見るのを止めてしまったのだけど、
それが何だったのか。
導入部分で同様のものをすぐに感じたので。

そう・・・それは、まさしく浅田氏の新選組そのものに他ならなかったのです。
そして、それは私の中の新選組と相容れない。

新選組幹部一人ひとりの人物設定からして違うなあと思ってしまう、
話し言葉にしても、それぞれ “らしからぬ感じ” がして、どうもしっくりこない。

私の中に出来上がってしまっている「新選組」とは違うものがあるのは当然で、
いろいろな近藤像、土方像、永倉像、沖田像、芹沢像・・・があるのは百も承知。
(あたりまえですよね、100人いれば100人の新選組像がある。)
ただ、受け入れられるか否かの点でいえば、この作品の場合、私にはちょっと無理かなと。

近藤さんは、土方さんは、永倉さんは・・・ 絶対にこんなことは言わない
と思えるセリフが多く、悲しい気持にすらなることがあるので、読んでいて辛くなるんです。
物語の内容とは別のところで、なぜ、こんな風に描くのかな?などと思って辛くなる。

まだ下巻の初めですが、今までに無い視点で新選組を描いていて、物語的には面白いとは
思います。(面白いという表現は少し違うかもしれませんが)
ここに出てくる女性達はみんな懸命に生きていて、素敵です。
でも、新選組を全く知らない人が、この本を読んで「新選組」を好きになるかしら?
私だったら、たぶんなれないなと思うのです。
そう思ってしまうところが、ちょっと悲しい・・・。

大まかな事だけ書きましたが、この続きは読み終えてから、また。
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