おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

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西本願寺から新選組に関する新資料
9月3日付 毎日新聞の記事より

浄土真宗本願寺派本山・西本願寺(京都市下京区)に残された幕末の文書から、
新選組が西本願寺に駐屯した当時の様子を示す記録が見つかった。
本願寺史料研究所が2日発表した。駐屯を始めた直後、寺に多額の借金を願い出たり、
隊士の待遇改善を副長の土方歳三自らが寺側に直談判したりするなど、
組織維持に苦心したさまが浮かび上がる。

研究所が当時の日記やメモ書きを精査。新選組に関する記述が14カ所で見つかった。

新選組は1865(元治2)年3月、壬生(みぶ)寺周辺から西本願寺の北集会所に移り2年余り駐屯。
記録には駐屯を始めた11日後の3月21日に「金五百両也」「新撰組ヨリ拝借願ニ付、
今日御貸下ニ相成候事」との記述があり、寺が200両、残りを商人から工面していた。
同じ日に新選組が「相撲を開催するので見物に来ないか」と誘うなど気遣いも見せていた。
ただ、当時このような借金は返されないことが多かったという。

6月25日には土方が寺の担当者と面談し、「1人1畳くらいのスペースしかなく暑くてたまらず、
隊士からも不満が出て抑えられない」とし、阿弥陀堂(本堂、現在は重文)を
50畳ほど借りたいと要求。
寺側は応じず、集会所の未使用部分に畳を敷き、壁を取り外して風通しを良くすることで対応した。
その日のうちに土方から「無理な願いを早速聞いていただき、かたじけなく思う」とする礼状が
届いていた。

同研究所の大喜(だいき)直彦・上級研究員は「西本願寺に駐屯していた頃は新選組の結束力が
弱まり始める時期。土方が引き締めに必死になる様子が浮かぶ」と話している。


なんでも当時の状況を知る資料は、今まで知られていなかったそうなので、
これは、今後の新選組研究においても貴重な発見といえそうですね。

皆さんは、この記事を読んでどう思われたでしょう?
私はね、ちょっと意外に思いました。
それは、私の中に小説やドラマの影響が多分にあるせいだとは思いますが、
長州寄りの西本願寺に対して、新選組はある程度の敵対心を抱いていたのだろう
と思っていたからです。
そして、それは、西本願寺側も同じだろうと。

けれど、この記事によれば、寺側は新選組からの借金の申し入れに対し、
商人から工面までして応じたり、流石に阿弥陀堂は貸せないけれど、
集会所の改築することで要望に応えてくれている。
まあ、寺に乗り込まれている以上、逆らったら何をされるかわからないという思いから
仕方なく、僧侶達も要望に応えたということも考えられますが。
ただ、集会所の改築ついては、土方さんもすぐに丁寧な礼状を出しているということを考えると
両者間に私が思っていたほどの険悪さはなかったのかなという気が。
いえ、お互いに腹の中では違うと私だって思います。
ただ、表立っては思った程ではなかったのかなという気がしたんです。

で、なによりも私には、この土方さんの礼状の文面が、一番意外に思えたのでした。
社交辞令っていうことも考えられますが、文面から察するとそうではない感じがしますし、
その日のうちにというところに土方さんの人柄が垣間見られるように思いました。
改めて言うまでもないことのようにも思いますが、
土方さん、鬼だなんだと言われていても、やはりきちんと礼節をわきまえた人物だったということが
はっきりわかった気がしました。
そして、やっぱり根は優しい人だったのだろうなという印象を強く持ちました。

ただ・・そうは言っても、それも土方さんの計算の内ということだったかもしれないですけど。
なんせ、後には西本願寺の負担で不動堂村に新しい屯所を建ててもらうことに
なるわけですからね。
やっぱり、鬼の副長は鬼の副長だったのかな?という気も無きにしも非ず。

ところで、新選組に関する記述は14ヶ所あったとのことですが、
この他にはいったいどんなことが書かれていたのでしょう?
できれば、箇条書きにでもして、すべて発表して欲しいくらいです。
だって、すごーく気になりますから、知りたいですから。
でも、この件について、いつか私たちが知る機会はあるのかな?
いつか、出版物とかになって読むことができるようになると嬉しいけれど。

ちなみに、本願寺史料研究所は、今回の成果を受けた公開講座を11月11日に
築地本願寺(東京都)、12月12日に聞法会館(京都市下京区)で開くとのことですから、
それに参加すればもしかすると他の記述についても知ることができるかもしれません。
行ってみたいけど・・・、今の状況だとたぶん無理だろうなあ・・・。
うーん、残念。

新選組については、まだまだ知られていないことが多いので、
このように新しい資料が発見されると、彼らのことを知る手掛かりになって、
彼らにまた一歩、ほんのわずかでも近づけるような気がするので嬉しいです。   

                  
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