おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

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新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」②
それでは、「白虎隊~敗れざる者たち」について、もう少しお付き合い下さいませ。

さて、今回の作品、期待に反して残念な思いが強い作品となりました。
私の愛する新選組に対しても、それは同じでした。
描き方のあまりの酷さ、いい加減さに泣きたくなるほどでした。

確かに新選組メインの話ではないので、そんなに詳しく描いてくれなくてもいいですが、
少なくとも史実と考えられていることぐらいは、きちんと伝えて欲しかった。

芹沢さん襲撃は、近藤さんと土方さん二人でやっちゃうし、
加えて、犯人は自分達だと会津の家老達に自ら告白とは、意味不明。
池田屋も最初から土方さんがいるという不自然さ。

また、会津の家老(頼母)の前で、足を崩して水をがぶ飲み。
しかも、その(ご息女じゃない)妹御に突然の膝枕。
その倒れ方といったら本当に唐突で、いったい何?って感じ。
それも酔ってもいないのにです。心臓発作かと思いました。
なんとういう無礼な振る舞い。ありえない。
そんなありえない、意味不明な行いをしたのが、土方さんだなんて…。
まさにありえない。酷すぎますよ、ホント。
土方さんにあんな行動をとらせる意味が、全く理解できません。

さらには、許婚が戦死したばかりのその女性にプロポーズ。
あのですね、その人は会津の家老のご息女妹君ですよ。
土方さんがそんなことをすると思えますか?
ましてや、戦争の真っ只中に?

(※ごめんなさい。土方さんがプロポーズした女性は、頼母の娘ではなく、妹でした。
  年齢的には娘としか思えないので、つい勘違いしました。失礼しました。)

それにこれまた突然のジュテームって…いったい何?
「フランス語で、そなたを愛しています、という意味です。」ってことでしたが、
そもそも幕末に「愛している」なんて言葉、あったのでしょうか?
「いとしく思っている」とかならわかるけど。
違和感ありあり。

あと、土方さんが白虎隊の少年達に銃の撃ち方を教えていて、ビックリ。

西郷家の女性達の自害現場にいち早く駆けつけるのも土方さんだし…
(「お味方ですか?介錯を」のエピソードは是非やって欲しかったのですが、
  土方さんのジュテームに変わってしまいましたー。
土方ラブの私でも、悲しいかな、ここに土方さんは要らないって思ってしまいました。
そんことばかりで、はあ~、本当に変な話ってため息が出ましたー。

酷い脚本でもありましたが、岸谷土方自身も私の好みではなかったです。
戦っている時の姿などはちょっと良いかもと思ったところもありますが、
ミスキャストだったと思っています。
だって、オジサン過ぎたし、本当に大変失礼な言い方になりますが、美しくなかったし。
カッコいいな、素敵だなって全く思えなくて、土方ラブの私には辛いものがありました。

私は常々言ってきました。
土方人気=美男だから という考えはやめて欲しいと。
何も美男だから土方さんが好きになったわけではない、そんな人ばかりではないと。

ですが、映像となると話は別です、映像はね。
なぜなら、映像作品は一つの理想、夢をかなえてくれるものですから。
知らない世界、実際にいない人を具現化してくれるものですからね。
画ヅラのいい方が良いに決まっています。
土方さんは、その生き様と同じようにあくまでもカッコ良くあって欲しい。
わがままかもしれませんが、そう思ってしまいます。
そういった点では、脚本のまずさも多分にあるとは思いますが、
岸谷土方には、合格点はあげられないというのが私の気持ちです。

ただ、新選組三人の中では、芹沢さんはカッコ良かったかも。
隆大介さんの芹沢鴨、存在感がありました。
隆さんが土方さんでも良かったなって思いました。
でも、あの話の展開では、隆土方ではイメージが違うかもしれませんね。

あっ、梨本さんの近藤さんは…
うーん、この方もやっぱり私のイメージではなかったかな。
やっぱり年取りすぎてたし、近藤さんにしては頼りなさそうで、もの足りなさがありました。

さて、新選組についてはこのくらいにしますが、もう少しだけ気になった点を書いてみます。

西郷家の女性達はなぜ死を選んだのか?その理由がイマイチわからず、もっと確固たる理由付けが
欲しかったです。このドラマの展開の中で、どこに死ぬ理由があったのでしょうか?
それと、母が娘に返り血を浴びた姿を見せるシーンは、要らなかったのではないかと。
あれは、見ていて気持ちのいいシーンではなかったし。
部屋から出てきた母の姿を見て驚いている娘に血の付いた着物姿で
「こっちにお出で」と言って迫るところなど怖すぎて、夢にまで出てきそうと思いました。

神保修理殿切腹のエピソードは全く描かれず、一言のセリフだけでおしまい。
遺言があったということだったので、殿がそれを読んで、切腹の理由がわかるのかと思いきや、
そのままスルーで、結局なぜ切腹したのかは全くわからず、視聴者は完全に置いてけぼり。

田中土佐、神保蔵之助両家老の切腹も詳しく描かれず、照姫のセリフだけでおしまい。
なので、これではその前に頼母が、殿と若君は落ち延びさせ、自分達家老が責任をとって切腹して
殿をお守りするしか道はない、君主を守らずして何が家老ぞ!と大見得をきったことから、
両家老の切腹は、頼母の言うとおりにしただけとしか思えない。
にもかかわらず、頼母自身は機会はいくらでもあると思われるのに切腹はせず、
ましてや、明治の世も生きて天寿を全うするなんて…。
そんなの有り?と思える展開に唖然。

白虎隊唯一の生き残りである飯沼貞吉くん。
自刀シーンで、一番先に切腹すると立ち上がり、作法は日新館で習ったと言うにもかかわらず、
なぜか次のシーンでは、井深茂太郎くんと刺し違えてる。
習ったとおりの作法で切腹しないの?いつの間に茂太ちゃんと刺し違える事になったの?
で、助けられたシーンなども全くなく、気がついた時は、自分達が燃えてしまったと思った
お城の中という設定。
けど、気がついてそれを知らされても全く驚かず、しかもみんなの分まで生きろという言葉に
素直に頷き、穏やかな顔で眠っちゃうとは。
だめでしょ、それじゃあ。全然感動できないもの。
せめて、せめて、仲間を思い、泣きじゃくるぐらいして欲しかったです。

篠田義三郎役の俳優さん。
私は全く知らない方でしたが、残念でした。セリフが棒読み、感情が全く伝わってこない。
それに「これからは俺が隊長だ。依存はないなっ!」ってあなた、威張りすぎでしょうに。
性格悪そうな義三郎くんにガッカリでしたー。

殿と照姫の恋愛エピソードや世継ぎ問題は必要でしたか?
自分には照姫だけと言いながら、実はお側に仕えた腰元に手を出して子供を身ごもらせていた殿。
容保公っていったいどんな人だったのでしょうか?
わはは、わははと笑うシーンも多く、特に最後に降伏すると決めた時にまで大笑い。
自分自身を嘲笑する意味合いだったのかもとも思いましたが、あのシーン、
よく笑えますねって、問い詰めたくなりました。
あなたの為にどれだけの人が苦しみ、死んでいったと思っているのですか?
それを考えたら、笑うなんてことはできないでしょ。ってね。

萱野権兵衛の切腹も完全スルーだし。
あんなに出番が多かったのに彼がその後、どうなったかは全くわからないというのはなぜ?
頼母が会津を出てしまった為に権兵衛殿が戦いの責任を一身に受けて切腹したという説明が
あってしかるべきなのに、全く無視はないですよね。
そうすると、切腹をしなかったのは切腹の言いだしっぺである頼母だけということになるから、
ドラマとしては、あやふやにしておきたかったとでもいうことでしょうか?

そして、物語の最後は、頼母と息子が仙台に向けて旅に出るところでおしまい。
その姿にしても、なんだか親子二人ののんびり旅みたいに見えて、
うーん?と首をひねりたくなりました。
無理な展開も多すぎたし、私にとっては最後まで「なぜ、頼母は死なないのか?」と
そればかりが疑問に残る作品になってしまいました。
この人は主人公でありながら、ただの融通の全く利かない頑固オヤジにしか見えず、
家族も周りの人たちも彼の頑固さに散々振り回された挙句に命を落としたようにしか思えなかったし、
口では偉そうなことばかり言うけれど、戦に出れば勝てない頼りなさ、いい所なにも無しに思えました。
とても好人物とは思えず、そんな彼だけが、天寿を全うするというのには、
(そこは史実であるとしても)どうしても納得がいきませんでした。
この方、実際はどんな方だったのでしょうか?
ただ、今回のドラマでの私の印象は、悪過ぎでした。

それと、主題歌も何だかなあ…という感じで。
少しも印象に残らない曲でしたね。
私にはイメージ的にも?でした。

では、最後にこの作品で唯一の良かった点を挙げますね。
それは、私の好きな寺田さんが見られたこと。
田中土佐役の寺田農さん。
ちょっとお年を召してしまったように感じますが、相変わらずの良いお声でしたねー。
私生活では騒がれているようですが、そんなことは関係なく、役者として私は大好きです。
寺田さんが出演していた事、私にとってそれだけがこの作品の良かったと思えるところでした。

長々と言いたい放題、いろいろ書いてまいりました。
こんなに熱く語るつもりはなかったのですが…。
しかも、全部文句ばかりで、異存のある方も多々いらっしゃるかとは思いますが、
その点は、あくまでも個人的意見の一つとしてお受け取り下さいませー。
よろしくご了承の程を。

それでは、これにて、おしまい。

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しゅんママ様、こんばんは
お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。

しゅんママ様は、ご覧にならなかったのですね。
岸谷土方のイメージが違うからとのことだったそうですが、
でも、観なくて本当に正解でした。
ガッカリ度は半端ありませんから、私も観るんじゃなかったって思いました。

仰るとおり、岸谷土方は全くイメージではなくて・・・(泣)
ホントに想像以上に違ってました。
しかもそれはそれはハチャメチャ設定で、私は観ていて悲しくなりました。
それに沖田さんは全く出てこなかったです。
タイトルロールには名があったという話も聞きますが、私は確かめていないし、
いたとしても、画面では全くわからない存在でしかなかったです。
新選組を出して、沖田さんを全くスルーという番組も珍しいですよね。

話題の「ジュテーム」というのは、土方さんが西郷頼母の妹の眉寿子に
プロポーズする時に「ジュテームというのは、そなたを愛しているという意味だ」と
教えるのですが、
その後、頼母の家族が自害してしまった時、その現場になぜか土方さんが駆けつけ、
まだ少し息のありそうな眉寿子を抱きかかえて、
「ジュテームじゃ、眉寿子殿、ジュテームじゃあー」って泣き叫んじゃう、
というわけなんです。
なんで、土方さんが・・・ホント、ありえません。(泣)

この作品を観たあと、日テレ版が観たくなり、録画したものをちょっと観たのですが、
あの作品は途中から観ても、どこを観ても、涙が出てしまうような作品で、
改めてその違いを感じました。
なぜ、こんなにドラマの質が落ちてしまったのか?残念でなりません。

「八重の桜」ですが、今年はぜひ観ようと思って一話から録画してあるのですが、
実は、まだ全く観ていないのです。(汗)
今度の日曜日で確か4話目ですよね。
早くまとめて観て、本放送に追いつきたいなって思っているのですが・・・。
けれど、しゅんママ様が楽しく御覧になっているということであれば、
期待できそうですね。とても楽しみです。

しゅんママ様、相変わらずのカメさん更新のこんなブログですが、
また是非いらして下さいませ。
よろしくお願いします。
紫蝶 | URL | 2013/02/02/Sat 00:16[EDIT]
ご無沙汰しています
こんにちは。
今年もご挨拶遅れましてすみません。

「白虎隊」ですが、私は岸谷さんが土方役というのが、
なんだかイメージ違うなあと思い、観なかったのです。
正解だったようですね。
「じゅてーむ土方」て・・・なんやねん。
観なくてよかった!!
過去の日テレ作品は、冒頭のナレーションで涙腺崩壊したのに、
やっはりドラマは脚本がすべてですね。

紫蝶さまは、「八重の桜」は観ていますか。
私は、今のところたのしく観ています。
今年は、ちょくちょくお邪魔しますので、よろしくお願いします。




しゅんママ | URL | 2013/01/24/Thu 17:35[EDIT]
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