FC2ブログ
おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

追記 「歴史秘話 ヒストリア」
やっぱり、ちょっと気になったので、しつこいようですが「歴史秘話 ヒストリア」について追記を。
前回の感想で、
 「この番組もやはりNHKらしくバラエティに走らない真面目な作りで
 (前番組よりくだけたところは多々ありますが)安心しました。
 (NHKなんだから、そうでないと困りますけど。間違っても某民放の歴史番組のように
 なられては困ります。) この番組の今後に期待したいです。」

などと書いたのですが、
TV視聴後、番組に出演していた歴史研究家の中村武生氏のブログとHPを見つけて
拝見したところ、この番組で私に伝わった中村氏の見解と実際の見解が違うことが良くわかりました。
編集で中村氏が語った部分で一番肝心なことがカットされている為に、視聴者には(私には)
本当の意味が伝わらなかったということがわかったのです。

それで、中村氏の説がよくわからない、という私の疑問は晴れたのですが、
うーん、こんな編集をするような番組なら、がっくり  ということで、
前回書いた番組評は、訂正せざるを得ないかなって。

これが新選組がテーマで、少しといえど知識を持ち合わせているから、
たとえば、中村氏が拷問はなかったと言っているように採れても、その根拠って何?とか、
ちょっと違うよね、とか疑問を持てますが、自分の全く知らない分野だとしたら、
疑問など持つことさえなく、「へぇー、そうなんだ」で終わってしまうわけですから、
もしかしたら、間違った知識を刷り込まれてしまう可能性もあるってことで、
それって、嫌だなあ、怖いなって思いました。

やはり、こういった番組を作る以上は、こんな意見もある、見解もあるよ、という紹介にすぎなくとも、
せめて専門家の人の意見の趣旨は変えずに放送するだけのことはして欲しいです。
信じる、信じないは個人に委ねられるとしても、正しい情報が根本になければお話になりません。
国営放送NHKだから、そんなことは当然成されているはず、と思っていたのは、私の買い被り、
間違いだったというわけですねぇ。
それにしても、あの編集は・・・  どう考えても不思議。
NHKは色んな不祥事も取りざたされましたが、やっぱり質も落ちてるってことなのかな?

そこで、教訓。
NHKであろうが、なかろうが、情報を鵜呑みにしてはいけない。
TVで放映されたことが、真実とは限らない。
        
そんなこと当たり前、今更のことじゃない、と言われそうですが、
子供の頃からTVがあって、TVを見て育った典型的なテレビっ子、
テレビで放送されたことは正しいって思ってた時期もある私には、
未だにその癖が抜けないところもあるので、注意しなくちゃと思った次第。

今後も新選組がテーマの番組は見るつもりですが、TVに必要以上の期待をするのは止めます。
スポンサーサイト




Comment

 秘密にする

早々様、こんばんは
そうですか、孝明帝の御宸翰と御製は、テレビでも公開されたことがあるのですね。
私はおそらく見ていないかと。あーん、不覚の何ものでもありません。(汗)
また、「日本の100人」の裏表紙にも載っているとのこと、この雑誌、私は近藤さんと
土方さんだけ購入したので、容保公の本は残念ながら手元にないのですが、
教えていただいたその最後の文には、胸が突かれる思いがしました。
それでも、会津藩が朝敵ではなかったことを示す確固たる証拠の御宸翰と御製が、
薩長の手に渡ることなく御子孫によって守られ、今の世まで伝えられたことは、
本当に嬉しいことと思います。
この雑誌のバックナンバーがあれば購入したいなと思いました。
早々様、また色々とお教え下さいませ。
よろしくお願いします。
紫蝶 | URL | 2009/05/21/Thu 22:46[EDIT]
又またお邪魔します。
孝明帝の御宸翰と御製ですが、以前何処のテレビ局か覚えておりませんが東京に居られる容保様の御子孫が、公開されていたのを見たことがあります。
なお昨年3月11日発刊の「日本の100人」松平容保no.9の裏表紙にその御宸翰と御製が印刷されております。その最後の文は
いわれなき朝敵の汚名を着せらながらも、維新後は黙して何も語らなかった容保、彼にとってこの書簡は、会津藩こそ真の勤皇として天皇からあつき信任を得ていたことを示す何よりの証であり、心の支えであったのだ。と結ばれております。

早々 | URL | 2009/05/21/Thu 17:07[EDIT]
新撰組十一番隊様、こんばんは
「アジアの一等国」の抗議活動のことは、そういうことがあるということだけ耳にしていましたが、番組も未見のため、何もわからないのでスルーしていました。
それで、今回少しだけ調べてみました。(といってもネット検索しただけですが)
そこで、もし、抗議文どおりであり、取材を受けた台湾の方の仰ることもそのとおりだとすると、
番組未見者が、あまりとやかくは申せませんが、明らかに何らかの意図があって、
視聴者に全く正反対の印象を持たせる編集をしたとしか思えないという印象を持ちました。
NHKに対する不信感は拭えません。

>私の「NHK考」は自然、動物ドキュメンタリー番組はいいものを作りますが歴史認識、外交ものになると(なんと恣意的な)と思うところが屡です。
新撰組十一番隊様の仰ること、頷けます。
私も自然や動物の番組は好きで、NHKにはこういう良い番組をたくさん作って欲しいなと
思いつつ見ていましたが、こと歴史番組の場合は、「アジアの一等国」、「ヒストリア」の件を
考え合わせると、心して見る必要があると言わざるを得ません。

実は、「ヒストリア」の中村氏の件、氏のブログで事実を知った後、あんな編集をされて中村氏はNHKに抗議などはしないのかな?なんてチラッと思いました。
私だったら、文句の一つや二つ言っちゃうかもと。大人じゃないものですから。(笑)

「王城の護衛者」は、これまた恥ずかしながら未読で、ご宸翰についても新撰組十一番隊様に教えていただいて初めて知った次第です。(汗)
そこでまたちょっと調べてみたところ、このご宸翰は、どうやら会津松平家が保有されているみたいです。そして、容保公が亡くなられて10年後位の明治35年頃になって公表され、
近年、会津では既に何度か展示公開もされているようです。
でも、ご宸翰が世に出た今でも、会津が賊軍ではなかったということが、あまり世に広まっていないように感じるのは私だけでしょうか。切ないです。

容保公は、このご宸翰を亡くなるまで誰にも見せず、肌身離さず持っておられたそうですね。
そのご胸中を思うと、胸が詰まる思いがします。
ご宸翰により確かに孝明天皇の信任厚かったことがわかる会津公が、なぜ朝敵とされなければならなかったのか?

また言いますが、歴史に「もしも」はないとしても、もし孝明天皇が崩御されず、
その御世がもっと続いていたら、その後の日本がどうなっていたかはわかりませんが、
少なくとも会津が朝敵の汚名を着せられることだけはなかったでしょう。
幕末の会津を思う時、改めて、世の不条理を思わずにはいられません。

新撰組十一番隊様、お教えいただいた「王城の護衛者」、是非読んでみたいと思い、
「幕末新選組」と共にネット購入の申し込みしました。
じっくり読んでみます。ありがとうございました。
紫蝶 | URL | 2009/05/21/Thu 00:45[EDIT]
孝明天皇の宸翰は?
NHKは4月5日放送のJAPANデビュー第1回「アジアの一等国」で今、物議を醸し出していますね。
「やらせ」取材、歪曲報道、印象操作編集と抗議活動(各界からのNHK会長宛抗議文、16日の1000人の抗議デモ)の真っ最中です。インタビューされた台湾人の方が怒っているのです。

私の「NHK考」は自然、動物ドキュメンタリー番組はいいものを作りますが歴史認識、外交ものになると(なんと恣意的な)と思うところが屡です。

紫蝶さんが追記で中村氏の本意とKNK番組制作の違いを見破った(検証)心意気に私もまたコメントをさせてもらいました。

さて、タイトルの件ですが司馬遼太郎の「王城の護衛者」によると孝明天皇が松平容保に宛てた宸翰(しんかん)が東京銀行の金庫に保管されているとのことですが今でも三菱東京UFJのどこかの金庫に保管されているのでしょうか。

山県有朋が回収を謀ったが松平家が拒絶したとされるこの「宸翰」が世に出れば長州が逆賊で新撰組の評価がまた一段と後世に語り継がれるのでは・・・と歴史の裏表に夢を馳せます。
新撰組十一番隊 | URL | 2009/05/19/Tue 07:57[EDIT]
Track Back
TB*URL

Copyright © 紫蝶の新選組つれづれ語り. all rights reserved.