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おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

土方さんのモンタージュヴォイス 2
それでは、前回の続きとしまして、
ここでは、昭和60年当時のテレホンサービスの土方さんが、どんなことを語っていたか、
前後の説明と共にご紹介しようと思います。
時間にすると約2分30秒位、なにぶん聞き取りにくいところもあって、
正確ではない部分もあるかもしれませんが、その点は、お許しのほどを。

 35歳の若さで箱館で壮烈な戦死を遂げた土方歳三を偲んで、顔かたち、骨格などから
 コンピューターによる合成した声をお聞かせします。


  俺は、土方歳三だ。

  榎本武揚総裁と蝦夷を目指したのは、明治と改元された年の10月。

  俺達は、徳川脱藩軍として追われる身だった。

  俺はその時、初めて見た北の海の暗~いうねりを忘れることができない。

  鷲ノ木に上陸したが、一寸先の見えない吹雪で、あの寒さには、たまげた。

  2隊に分かれて箱館に進軍したが、大野、七重で早速大砲をぶち込まれ、本格的な戦になった。

  俺達は、何度も戦った。中でも、二股口は壮烈だった。

  熱くなった銃身は、谷川で冷やしながら戦った。

  官軍が退却した後、みんなの顔は硝煙で真っ黒だった。

  俺が倒れたのは、箱館の一本木だった。

  50人ほどの小部隊を待たせ、関門に馬を走らせた俺を見て、小姓が叫んだ。

   「お味方か?」 

  「味方ではない。」

   「では、降伏の使者か?」

  「拙者は、新撰組副長 土方歳三だ。 新選組に降伏はない。 遮る者は、斬る!」

  小姓が驚き、「奇襲!」と言った時、俺はもう、そいつを倒していた。

  銃を構えた官軍の列が目に入った瞬間、下腹に焼けるような衝撃を受け、落馬した。

  一瞬、俺の頭に流山で別れた近藤さんと沖田総司の顔が浮かんで消えた。

  「副長、傷は浅い。 しっかりして下さい。」

  そんな声が聞こえて、最期に 「すまん」 と言ったような気がする・・・。


 日本音響研究所 鈴木松美先生の製作により、土方歳三の生誕150周年を記念して
 モンタージュヴォイスをお送りしました。


調べてみると、土方さんのテレホンサービスは、2002年頃にもあったようです。
でもそれは、残念ながら全く知らずに過ごしてしまいました。
どんな内容だったのか、果たして私の聞いた声と同じだったのか、とっても気になります。
今となっては遅いですが、ぜひとも、聞いてみたかったですねぇ。

それにしても、世の中には、こういった音声の研究をされている方々もいらしゃるのですね。
もちろん、計り知れないご苦労もあると思いますが、夢があるいいお仕事だなあ、
ちょっと楽しそうだなあ、なんて素人の私は単純に思ったりしました。

そうそう、ちょっと話は逸れますが、テレホンサービスで思い出したのが、
私たちの子供時代に忘れてならない 「リカちゃん電話」
良く聞きましたねぇ。詳しい内容は忘れてしまいましたが、懐かしいなあ・・・。
リカちゃんは、今でも大人気のお人形ですが、もしかして、今もあるとか?
まさかねぇ・・・。 
けど、もしあるなら、ちょっとかけてみたい気もします。 (子供じゃないって、ねぇ。)
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Comment

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小夜様、こちらこそご無沙汰しております。
小夜様~、すごいですねぇー。
すばらしいですよぉ、土方さんの声を毎日聞いていらしたなんて。
しかも、会社の電話でというところがまた、つわものですねー。
ごめんなさい、読んで大爆笑させていただきましたー。
確かに昔は、発信履歴なんて調べられませんでしたよね。
ああ、そんな手があったなんて、私は気がつかなかったなあ。(笑)

2002年の時は全く知らずに残念でしたが、S60年の時と同じだったのですね。
教えていただき、スッキリしましたー。ありがとうございます。
けど、その時ならもう携帯だから録音も出来て、小夜様のように何度も繰り返し
聞くことが出来たのですよねー。私もそうしたかったなあ。
なんで知らなかったのかなあ?
土方さん情報だけには、敏感でいたつもりだったのですけどね。
聞けなかったという事より、知らなかったという事自体が、なんか悔しいです。
紫蝶 | URL | 2008/08/29/Fri 00:24[EDIT]
しゅんママ様、こんばんは。
さすが、しゅんママ様もご存知だったのですねー。
私も初めて土方さんの声を聞く時は、ワクワク、ドキドキでした。
そして、いざ聞いてみると、もう二十歳を過ぎていたせいか
しゅんママ様とは逆にそれほどおっさんくささは感じず、
確かにちょっとイメージと違って?と思ったものの、
「へぇー、こんな声なんだあ。」と妙に納得してた気がします。

沖田さんの声は、おみつさんの肖像画を参考にしたのですね。
そうかあ、教えていただき、ありがとうございます。
でも、なんか無理があるように思いますねー。
男兄弟が参考ならまだしも、お姉さんだし、
うーん、そこまでして再生しなくてもいいような気がしますけど。
素敵な声なら良いんですけどねー。(笑)
紫蝶 | URL | 2008/08/28/Thu 23:14[EDIT]
確かにエコーのかかったような声でした!(笑)。
紫蝶さま、ご無沙汰しておりました。
昭和60年、何を隠そう私は就職1年目。慣れない仕事の憂さを・・・会社の電話を使ってたびたび土方さんの声を聞き、慰められておりました(爆)。発信履歴なんて調べられる時代じゃなかったですからねvv周りに人が居なくなる一瞬を狙って、1日1回は聞いていたかも(^^;とんだ新入社員でスイマセン(笑)。
2002年の時は携帯から電話して、ボイスレコーダーに録音し、繰り返し聞きましたvv(もうその携帯は手元にありませんが)昭和60年のものと同じだった気がしますー!
小夜 | URL | 2008/08/27/Wed 14:19[EDIT]
知ってます~!!
当時、私もテレフォンサービスを聞きました。
「土方さんの声って・・」と受話器を握りしめてドキドキ。
そして、思ったよりもおっさんくさい声にがっかりした覚えがあります。
夢見る十代でしたから(笑)・・。

沖田さんの声は、昔なにかのテレビ番組で、
姉のお光さんの肖像画をもとに再生した声というのを聞きました。
こちらもイメージと違って、がっかりしたのを覚えています。
なんだか低い声でしたよ。
しゅんママ | URL | 2008/08/27/Wed 12:08[EDIT]
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