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おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

ちょっぴり感想 『血風録』第九話(追記あり)
第九話は「謀略の嵐」
今回の話は、完全オリジナルだそう。
さて、この感想は・・・確かに謀略の嵐だったかも。 おしまい。

おっと、またもこんな一言だけでは、当ブログにお越し頂いた方に失礼ですね。
では、他に何て言おうかなあ。
えーっと、うーんと… 
変な演出もなく、前回ほど土方さんに怒り心頭になることもなく(細かい事はあってもね)、
初めて普通に観ることができた無難な回でした。といったところでしょうか。

とはいえ、相変わらず驚かされる設定満載ではありましたけど。
唐突感も健在。
ということで、とりあえず、今回は私のビックリ箇所を挙げてみます。

1.いつもの間にかお美代さんが結婚していて、丹藤の若女将になってた。
  そして、結婚したにもかかわらず、まだ新選組の密偵のようなことをしていた。
  で、既に人妻のお美代さんを、お前呼ばわりする土方さんにビックリ。 

2. 桂小五郎が、鴻池を仲介に伊東のことを聞く為だけに土方さんを呼び出したのにビックリ。
  
3.藤堂さんによって、お美代さんが土方さんの女だと知った伊東の策略で、
  お美代さんは父親も旦那も殺され、丹藤も焼き払われてしまうことにもビックリだけど、
  お美代さんがなぜか山崎さんに助けられ、これまたなぜか鴻池で手当てを受けててビックリ。

それにしても、報われない恋のために自己犠牲も度が過ぎているといった感じの
お美代さんでしたが、そんな彼女に突然降りかかったまさかの不幸。
でも、これで土方さんは、お美代さんに責任を持たざるを得なくなるというわけですね。
ふ~ん、人妻にしてしまってどうするのだろうと思っていましたが、すぐに未亡人にしちゃうなんて、
よく考えたものです。
こんな面白い(?)設定は、今までにないなあと、感心、感心。 はあ~。(ため息)
まあ、これまでの二人の設定を考えれば、これもありかとは思えますが、
こんな展開にするとはねぇ…、想像もつかなかったことは確かです。

以上、私の頭の中に????が並んだ場面でした。

それから、あれですね。
終わりの頃の沖田さんのセリフ、「何もかも懐かしい~。」でしたっけ?
これって、まさかヤマトの沖田艦長を意識して…なんてことはないですよね?
考えすぎかなあ。沖田つながりで言わせたのかと思ってしまったのですけど。
でも、前回にも、もしかして、これはガンダムのセリフのまね?って、思ったところがありましたし…。
たまたま似ていただけとは思いますけど、もし意識してだとしたら遊びすぎだなあ。

それと、似ているといえば、今回、永井土方が伊東のことを「獅子身中の虫だ」と言った時、
私の愛する77年版「新選組始末記」の古谷土方と同じ事を言ってるよーと思った私。
どんな作品の土方さんでも、伊東のことをそう考えるのは自然で、同じようなセリフが出てくるのは
不思議はないと思いますが、それでも、やっぱり似てると思ってしまいました。

そうそう、似ているということで、もう一つ、思い出しました。
前々回に辻本さんに似ている人がいるというお話をして、答えは次回にとしてありましたよね。
ですが、前回は、土方さんのことで頭に血がのぼっていた所為か、答えを書くのを
すっかり忘れてしまいました。
なので、ここで発表しまーす。

答えは・・・ トシちゃん でした。 (あのう、土方さんではありませんよ、念のため。)

皆さんお分かりですね、そうです、田原俊彦さんです。
辻本沖田がUPになったりすると、ついつい似てるなあって思ってしまうのですが、
いかがでしょうか?似てないかなあ。私の目には凄~く似ているように見えるんですよー。

あっ、そういえば、今回は最後の方にちょっとだけ出てきた沖田さんですが、
彼が出てきたら、なんだかホッとした私。なぜでしょう?
あれ?今日は出てこないの?もっと出番があるといいのになあって、
無意識にだけど、どこか期待していたような。
この辻本沖田に私も知らず知らずに毒されちゃった、いえ、魅了されちゃったのかもしれません。

さて、他に言う事は、と。
そうだ、初登場の伊東さんにも少しは触れましょうか。
この鶴見辰吾さん演じる伊東甲子太郎、いきなりの登場で存在感をアピールしていましたが、
どうも私にはイメージが違うというか、最後まで伊東さんに思えなくて困りました。
いえ、鶴見さんのどこが悪いという訳ではないのですが、もう少しインテリな雰囲気が欲しいかなと。
えっ?彼についてはそれだけ?はい、今はそれだけしか思い当たらないので。

あと、藤堂さんの見せ場が多くて、良かったです。
やっと藤堂さんだと認識させられたといった感じでもありました。
藤堂さんの苦悩が良く表されていて、観ている方にも感情が伝わってくるようでした。
額に傷がないのは、残念に思いますけど。(細かすぎ?)
ただ、この平助くん、土方さんにかなりの嫌悪感(?)を抱いているようで、ちょっと悲しいです。

といったところで、来週はその伊東さん、藤堂さんともお別れですが、どんな話になるのでしょう?
予告を見た限りでは、土方さんが藤堂さんに単身挑む(また?)ようにも見えましたが、
私は油小路で土方さんが藤堂さんを斬るパターンは、個人的には好きではないので、
やっぱりそうくるんだ~、という思いです。

前回、これからも観続けるか迷っていると書きましたが、
結局、最終回まで観ることに決め、今までどおり感想も書いていきますので、
お付き合いいただける方は、どうぞよろしくお願いします。



(2011.6.4 追 記)

実は、私の中に?が浮かんだ場面がもう一ヶ所あり、初めはそこも入れたのですが、
原作を読み直してみたら、なんと、そこは原作どおりだったので、本文から省きました。
でも、なんとなくすっきりしないから、ちょっと追記します。

それは、新選組に残留した伊東一派を始末するところですが、あの場面、
一番に会津が手を貸すなんてありえないと思ったのですよね。
局長である芹沢の件についても、自分達で処理しろという感じだった会津藩が、
新選組の単なる内部抗争、しかも、たかが伊東一派の数人を処断する為に手を貸し、
わざわざ会津本陣を血で汚すとは考えられないと思っから。
それに最後は広沢様が家臣に始末しておけ、なんて言ってるから、
え?会津が後始末までしてくれるの?とビックリしたんです。

ところが、これは原作にしっかりある話なので、この件に関しては、
司馬先生~、ちょっと変でしょう?と言いたくなりましたー。

けれど、この番組は原作に変な脚色をしていることが多いのに、ここだけは原作どおりなんですよね。
ここは本来なら変えた方がいいところだと思うのにです。
変えて欲しくないところは変えて、変えたほうが良いかなあと思うところは変えずに
そのまま使っている脚本なんだなあ、とつくづく思いました。

なんだか、この番組に対して最近テンションが下がり気味です。
先週、怒りすぎた所為もあり、また今回、あまり面白さを感じなかったためかなとも思います。
それと、公式HPの掲示板は、読むことも止めました。
なぜって、言うまでもなく私とは異なる意見ばかりなので、読むとだんだん苦しくなるから。
こんな見方も、意見もあるんだと参考にはなりますけどね。
けど、大勢の方の絶賛意見を読んでいると、自分は異端かもという気が益々してきます。
それは、2006年の大河ドラマの時と全く同じような感覚なんですけど、
まあ、でも、人の好みはそれぞれなので、私は私の道を行くまでかな。

この調子で行くと、地上波で再放送、続編制作、「燃えよ剣」制作なんて話も実現されそうな勢いを
感じますが、そうなったとしても、もう気にしないことにします。
番組を観るか観ないかはその時の状況にもよりますが、現時点では、
観ないでいいやという思いです。

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ちょっぴり感想 『血風録』第八話
第八話は「臆病者」
原作の話は「海仙寺党異聞」かと。

もう、今回ほど観ているのが辛い回はありませんでした。

土方さんがあまりに酷い!

勘弁して下さい。
お願いだから、こんな土方さんを私に見せないで!


以前にも書きましたが、この脚本家さんは、いえ、制作陣は土方さんが嫌いですよね
そうでなければ、主役をこんな扱いしないでしょう。
こんな底意地の悪い、嫌な奴が土方さんとは…主役とは…ビックリです。

やっぱり思います。
どう考えても、この制作陣は「鬼の土方」の意味を間違えていると。

本当にどうしてこう酷い脚本なんですか?
ありえない、ありえない、そんなセリフ、展開ばかりで、いちいちツッコミを入れざるを得ない。
脚本家さん、新選組を勉強しましたか?愛情を持って書いていますか?
できるなら、直接聞いてみたいです。

   この土方さん、嫌い! 

初めてそう強く思いました。

これまで、映像、小説、漫画等たくさんの土方さんに出会ってきました。
思えば、中にはこれは土方さんなんかじゃない、イヤだ、と思った人も結構います。
今までは小説「輪違屋糸里」の土方さんが、一番好みじゃなかったかも。
ドラマでの伊藤土方の「捨てないでくれ!」発言にも腹は立ちましたが、
今度はそんな程度のものではありません。
観終わったあと、考えるれば考えるほど悔しくて、胸は苦しくなるし、涙は出るし、
眠れなくなってしまい、困りました。それほど辛かった。

土方ラブのこの私が、土方さんに向かって心底、この人、嫌いと思うなんて…
自分でもまさかと驚いています。

どこがそんなに気に入らないのかと?

   全部。  とにかく、セリフも行動も全て。

なんであんなに人間味のない、全く面白みのない人間なんですか?
まったく融通のきかない、カチカチ頭のとうへんぼく。
そして、俺様がルールだ全開の自己中人間。

悲しいです。

近藤局長に中倉の処置について「とにかく、今回の処分もいつも通り、俺が下す。」
(えーっ、あんた何様ですか?けど、今までずっと一人の判断だったてこと?
と思いっきり上から目線で告げるのも、

中倉に「黙れ!」と怒って、有無も言わさず切腹を言い渡すところも、

長坂に「誰に何を言っているのか、わかっているのか!」 と偉そうに
(新選組は皆同志、対等のはずでしょ。)言い放つところも、

局長との相談もなしに単なる思いつきで、まるで嫌がらせのように急に長坂に中倉の仇を討てと
命令するところも、(本当は医者になりたい発言に副長はキレた?

見事な介錯をしたにもかかわらず、わざわざ長坂の耳元で「隊を抜けるのはご法度だ。」とか
「お前の目は腰抜けの目だ。」とか唐突に分けのわからないことを囁くのも(陰険で意地悪すぎ)、

長坂に医術を学ばせたいから俺に預けてくれと頭を下げる医師に
「局を脱したら速やかに捕らえ、腹を斬らせる。」と頑なに法度は曲げないと主張するところも、
(部外者に隊の方針を力説してどうするのよ!

長坂に話があると誘い、差し向かいで酒を飲むも、腹を割って話そうという姿勢は見えず、
長坂の話をずっとただ無表情で聞いている(感情がないの?)姿も、
そして結局は、局を抜けるのはご法度ということだけを繰り返すだけなのも、

いつかは志を果たすといい続ける長坂に「いちいち癪に障る野郎だ!」と面と向かって言うのも、

単身、赤座を討ちに海仙寺に乗り込んだ長坂が斬りあいの最中に、どこからともなく突然現れて、
「長坂ー、赤座を斬れー。」と命令するのも、

局長になぜ長坂を逃がしたと聞かれ、「俺にもわからない。」と答え、
最後に「しかし、腹立たしい者でも、奴は本物の武士だった。」なんて言ったのも、

ぜーんぶ、ぜーんぶ私にはNG

それぞれの理由を言っていたら、キリがないから止めます。
これだけで、お分かりいただける方には、わかっていただけるかと思います。

それで、結局この話というのは、
隊内では、その人物を土方さんが好きか嫌いかでその処分が分かれると噂されているけれど、
本人は、人を己の好き嫌いで選り分けたりはしない、たとえ近しい者でも使えなければ捨てるし、
腹立たしく思える者でも使えれば良しとすると噂を否定。
でも、実際は何の根拠もなく、ただ気に入らないと目を付けた長坂に意地悪する土方さんだから、
噂は本当。
しかし、副長が気に入らなかった長坂も、最後は副長1人の裁量で逃してあげたのだから、
たとえ腹立たしく思う者でも、情けを掛けることもできるところを見せたので、やっぱり噂は嘘。
ということを伝えたかった話ですか?

いいえ、それは違いますよね。全く反対。
実際には、新選組は副長の超ワンマン運営で、結局は副長の胸先三寸で処断は決まる、と
言っている話ですよね?違います?
だって、あれほど拘っていた法度を独断で曲げちゃうのですから。
そして、それを局長は大目に見ると許してしまうのですからね。

なぜ、この話を法度を曲げる事に拘った展開にさせたのかが理解できません。
それこそ馬鹿じゃないかと思うくらい副長に法度を守る事に拘らせておいて、
最後にはそんな副長自身に法度を曲げさせてしまうのですから、どう考えてもおかしな設定です。
しかも、法度を曲げた理由が本人もわからないなんて。それでいいんですか?
わけがわからない。

正直、途中でもう観たくないと思いました。
けど、長坂役の人の好演に救われて、なんとか観続ける事ができた感じです。
長坂小十郎役の綾野さん、私は初見ですが、なかなか素敵な役者さんでした。
殺陣、カッコよかったですね。演技も上々で十分魅せてもらいました。
田中に「腰抜け者の居合い、お見せいたそう。」と言って、叩きのめしてしまったところなんて、
最高だったかも。この方の声も良いなあと思った私です。
土方さんよりも数百倍も素敵な長坂君でありました。

ただ、長坂君、一番隊長や鬼副長にまで本当は医者になりたいなんて
本音を言ってはいけなかったのは確か。
命を賭けることが使命の新選組になぜ入隊したのか、そんな心持ちではダメだと思われるのは
当たり前だもの。
けど、平隊士がそんなことを沖田さんや土方さんに簡単に話すという設定自体に無理があるんです。

作品的にも、今回も原作の良さを一切排除した話で、非常に残念でした。
それとやっぱり変な演出。(ゆがんで見える鏡?小夜の顔への照明等など)
この作品に出てくる女性は、みんな妖怪ですか?
女優さんがあれでは気の毒です。可哀想に思えました。
もっと綺麗に撮ってあげることはできないのでしょうかね。

栗塚版だって、この話は原作をかなり脚色してありました。
メインが長坂ではなく斉藤さんになっていましたが、あまり無理がない展開で、
それも最後はスカッと気持ちよい終り方になって、素晴らしかった。
どんなに脚色されようとも、質の高い作品になってさえいれば、誰も文句はないのです。
同じ原作でも作り手によって、こうも違うものかと改めて思わされました。

副題が改題されているところから不安はありました。
原作に臆病者は出てこないのに、どこからこの題名が出てきたのだろうと。
結局はドラマの中にも臆病者なんて出てこないのに、改題理由はなんなの?
初めの「竃の番人」で良かったのに…。
まったくもって私には、何もかも意味不明にしか思えない第八話でした。

あと4話、観るのを止めようかと真剣に迷っています。
来週の予告で、土方さんがお美代さんをお前呼ばわりしてたから、余計に観たくない気持ちが
強くなってしまいました。
さあ、どうしましょう。
ここまで来て見届けないのも中途半端で、モヤモヤが残りそうですが…。
観ても辛くなるばかりのような気がするし…。
とりあえず、日曜日になってから、決める事にします。

もうこれ以上、私の土方さんを貶めないで欲しい。

そんな願いは届くでしょうか?




NHK『血風録』公式HPの掲示板
NHKBS『新選組血風録』の公式HPにご感想募集として掲示板があるのですが、
そこに2度、投稿した私。
ですが、2度ともみごとに掲載ならず~ でした。
1度目にボツになった時は、掲示板には全くと言っていいほど、番組を絶賛している感想しか
掲載されていなかったので、NHKのお問い合わせフォームの方に
  掲示板で感想を募っている以上、絶賛意見ばかりでなく、辛口意見も載せるべき
との意見を送りました。

ただ最近は、結構辛口も掲載され始めたようなので、これならいけるかもと思い、
今回、またも辛口意見(だって、辛口にしかならないもの)ですが、投稿してみました。
でもね、結局は・・・ボツ
どうしても私の意見は載せてもらえないようなので、なんだか悔しいから、
そうだ、自分のブログに書いて悔しさを発散させよう、ということにしましたー。

で、今回、私が投稿した文は、こちら。

30年以上、新選組と土方さんを愛してきて、今回の「新選組血風録」にも期待していた者ですが、
残念ながら、第一回から第七回まで満足と思えた回は一つもありません。

あまりに原作の趣旨を無視した脚本、時に役者の演技を邪魔するような過剰な演出等に
興ざめしています。
原作に脚色を施すのは当然かもしれませんが、一見原作に沿っているようで、
実は、原作の意図することを全く表現せず、オリジナリティーばかりを追求しているような内容に、
首を傾げざるを得ません。
原作の言わんとした事を全く変えてしまうなら、何も司馬先生の「血風録」を使わずとも
完全オリジナルで良かったのにと思います。

そして、続編希望の声も多いようですが、今直ぐに同メンバーで「燃えよ剣」をという意見には
反対です。制作陣全てがこのままでは、辛いです。

もし、制作を検討されるなら、近藤さんの殺陣の拙さ、土方さんの未熟な演技の解消を
切に願います。そうでなければキャスト変更を。特に主演は。
また、脚本、演出も、原作の良さを残した上でオリジナリティーを出せる質の高い作品を
作り出せる方でお願いしたいというのが、率直な思いです。


掲示板の注意書きには、確かにこう書かれています。

「なお、不適切な内容を含むメッセージは、一部内容を修正したり
                      公開を見送らせて頂く場合があります。」


ということは、私の投稿には不適切な内容が含まれているということですよね。
どこが不適切なのでしょうか?褒め言葉が一つもないからかな?
それとも、誹謗中傷など一切していないつもりですが、読み手にはそう取られてしまったのか?
掲載してもらえないほど酷いことを書いているつもりはないのだけど…。
他の人からみたら、そう思われるような文章なのでしょうか?
皆さんもそう思われますか?
誰かが(役者、スタッフ、ファン?って事は関係者全員になっちゃうか)不快になりそうだから?

でも、絶賛意見なら誰もが読んで気分がいい、不愉快ではない、とは限らないと思うのですけどねぇ。
現に私のように、なんで?どうして?って疑問に思う人、大絶賛はもうお腹いっぱい、もう結構、
と思ってる人もいるんですけど…。
まあ、私がちょっとへそ曲がりってのもあるかもしれませんが…。
もしも、本当に私のこの考えで不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんが、
あくまでも私的意見ですので、その点はご了承くださいませ。

ですが、我ながら少しこの作品にこだわり過ぎかなという気もしています。
どうしてこんなに気になるのか、自分でもよくわかりません。
ただ、新選組を長年愛してきた者として、ドラマを制作するならば、本当に素晴らしい作品を
見せて欲しいと思う。
そんな気持ちが強過ぎると自ずと見る目も厳しくなり、文句も言いたくなってしまいます。
視聴者が納得するような良い作品を作って欲しい…。
私の願いは、ただそれだけなのに、それが難しいという現状が悔しくてならなくて。
つい、掲示板にも投稿したくなるんですよね。

この分ではおそらく、この先私がいくら掲示板に投稿しようとも、辛口である以上、
掲載見込みはないと思われますが、今ここで「掲載されないよー」と愚痴らせてもらって、
ちょっと気が晴れたから、掲示板はもういいです。

けれども、残りあと5話、放送が終るまでこの作品に対する私のこだわりは、なくならないでしょう。
ましてや、このまま続編、あるいは『燃えよ剣』へとスライドしていくかもしれないと思うと、
まだまだ気にせざるを得ない私です。
同メンバーで『燃えよ剣』かあ… 
沖田さんのセリフじゃないですが、嫌だなあ。




ちょっぴり感想 『血風録』第七話
第七話は「胡沙笛を吹く武士」

うーん、困ったなあ。

だって・・・  

原作も地味だけど、原作以上に地味~で、無難に終ったといった感じだったし、
それに、観終わった後も、心にな~んにも残らなかった。

だから、

今回の感想は・・・  なし 。    (えっ?)


と、一言で終らせようかと思ったのですが・・・
思い返してみると、やっぱり言いたいことは結構ありまして、
もったいぶったつもりはありませんが、やはり、いつも通りにしばらくお付き合いの程を。 

さて、今回、一番に言いたかったこと。

  あの変な演出だけは、絶対に止めて欲しかった!

鹿内と小つるの二人だけの場面での、いきなりの赤い(ピンク?)照明
あれは、いったい何? しかも2度も。
(⇒これって、もしかして3度でしたか?3度だったらそう置き換えて下さいませ~。
無責任ですみません。)
せっかくの役者さんの演技が台無しになってしまうのに、
今回の制作陣は、そんなこともわからないのかと悲しくなりました。

舞台照明ならわかるけど、時代劇ドラマであの演出はないでしょう。
もっと、情緒ある、風情ある見せ方ってできないものでしょうか?
大河「組!」と同じ演出家さんだそうですが、NHKのお気に入りなのかな?
にしては、お粗末すぎる。学芸会かと思った。
演出家の腕の見せ所は、「派手さ」と勘違いしているような気がします。
はあ~、もったいない。
せっかく良いシーンになりそうなところで、陳腐な演出で興ざめだなんて。

それと、小つる役のお嬢さん(佐津川愛美さん)もミスキャストに思えましたねぇ。
あのお顔、あの声で、あの役は、少し無理があったかなと。
モジモジの鹿内くんに自分から言い寄っても、なんだか子供っぽすぎて違和感。
それこそ、学芸会のように思えてしまいましたー。
いえ、演技は悪くなかったと思います。
けど、雰囲気がねぇ。せめて、もう少し大人の女が良かったなあと…。
私は、この小つる役の佐津川さん、せいぜい17,8歳ぐらいと思ったのですが、
なんと22歳だそうで、失礼しましたー。

内容的には、原作に近いストーリになっていましたが、
できればもっと原作どおりに、同じ妻子持ちの境遇である原田さんと鹿内を対比させる展開に
持っていって欲しかったです。
ドラマでは、原田さんではなく土方さんの考え方と鹿内との違いを見せていましたが、
それでは原作の持つ意味が違ってきてしまうのにと思いました。
守るものがある者とない者とを比べても、比較にはならないもの。

守るものがあるから強くなれる者と守るものがあるから逆に臆病になってしまう者がいる。
その対比が、この物語の一つのテーマでもあり、面白さだと私は思うのですが、
そんな原作の良さを全く消してしまったようで、今回もやっぱり残念でした。

それから、いつも思っていることですが、本当にこの作品は、唐突なことがお好きですね。
今回の最後もビックリが待っていましたー。

原田さんが鹿内を斬った時、鹿内の体の下から刀を取り出した土方さん。
で、なぜかその刀を鞘から抜く。
すると、その刀にはおびただしい血が。
急いで鹿内の家に向かう二人。
そこで二人が目にしたものは、無残な小つるの亡骸。

鹿内さん、奥さんを斬ってしまったのですね。身重の奥さんを。

でも、観ている方には、もしかしてそうなるかもと思わせるような場面がなくて、
この結末には「はあ?」って感じでした。「あれまあ…」という感じ。
唐突もいいところ、と思いましたー。

あっ、けど、もしかして、伏線はあったのかな。
一緒に逃げようと言った時、「嫌や」と小つるにはっきり拒否されて、
「情けない男」とまで言われて絶望的になっていた鹿内。
あれは立派な伏線?そこからあの結末は想像できるでしょ、ってことでしょうか。
想像できなかった私が、ボケだったのかな?

でもね、でも、土方さんの行動は絶対に変ですよね。
死体の下からわざわざ刀を取り出して、しかもその場で鞘から抜くなんて。
なぜ、そんなことを?何の為に?どんな意味が?全くわかりませんでした。
普通はそんなことしませんよね、不自然すぎる。
なんか、脚本のつじつま合わせの行動としか思えませんでした。変なの。

それからね、やっぱり最低~の土方さんでしたね。
手紙を貰って裏の差出人名を見た時、「みよ? ああ、あの時の。」って。
何それ?もしかして、ずーっと忘れてた?
自分が利用して、親まで裏切らせた人なのに?

そして、呼び出しに応じて出て来て、お美代さんの意を決した告白に
「あなたの気持ちに応えることはできない。」って、これまた何それ?
そんなことは、あの時、自分の家に誰が出入りしているか教えろと頼んだ時に言うべきでしょうが。
あの時は、思わせぶりな態度で散々利用しておいて、その後にこれはないでしょ。
というよりも、自分に全くその気がないのなら、今、呼び出されても行かないのが男では?
何の為に行ったの?初めに池田屋のお礼を言っていたから、その為に?

で、お美代さん、土方さんに抱きついて、もう少しこのままでって、ずーっと抱きついていたけれど、
そこで抱きしめちゃう土方さん、それじゃあダメでしょ。 優しさが間違ってる。
全くその気がないのだから、完全拒否するのが、本当の優しさ。
変に期待を持たせるのは罪。

一歩譲って、本当は土方さんも実は彼女を愛おしく思っているという設定だとしたら、
これもありかと言えるかも知れません。
でもそれなら、手紙をもらった時の土方さんの反応は絶対におかしいから、
この場合は、土方さんにお美代さんを思う気持ちはない、と考えるのが妥当ですよね。
もし、違うというなら、脚本が本当に酷すぎるとしか言いようがありません。

ああ~、やっぱり何か違うんですよねぇ。
未だに私には土方さんに思えない、見えない永井土方。
このまま最後まで行っちゃうのかなぁ?

あとね、内容には関係ないですが、鹿内薫役の塩谷瞬さんが、
Take2の東貴博さんに似ているって思って、アップになる度に東MAX?って思えて
仕方なかったです。
あっ、一時期ブレイクしたムーディー勝山さんにも似ていると思いましたけど、
そんな風に思ったのは私だけかな? 私の目、おかしいかな?

誰かに似ているといえば、今回出番がほとんどなかった辻本沖田ですが、
彼がアップになると似てるなあと思う人がいます。
毎回思うのですが、これも私だけかな?皆さんはそんなことありませんか?
さて、それは誰か?それはね、次回のお楽しみ~。

そして、来週は「臆病者」だそうです。
でも、変なんです。
前にご紹介したガイドブックには、第八回の題名は「竃の番人」となっているのに
予告では「臆病者」に変わってしまっています。何か事情でもあったのでしょうか?
(まさか、竃(へっつい)という字が難しいからとか、そんな理由ではないですよね。わかりませんが。)
内容は、原作の「海仙寺党異聞」で間違いなさそうですが、さて、どんなお話となりますか。
原作はとても好きなお話なので、できればそのままを映像化して欲しいですが、無理かな。
副題が変わった事で、不安は増大してますが、この辺で本当にいいお話を観せて貰いたいものです。



CSで大河ドラマ『花神』総集編
CS「時代劇専門チャンネル」で、4月から「大河ドラマアーカイブス 総集編特集」という企画で、
過去の大河ドラマ6作品の総集編が、順次放送されています。

その中に、1977年に放送された『花神』があり、現在放送中です。
このドラマは、おそらく私が大河ドラマをまともに見た初めての作品です。
それ以後、次の年の『黄金の日日』、その翌年の『草燃える』、『獅子の時代』、『おんな太閤記』と
夢中で観ていたものです。
思えば、あの頃の大河ドラマは、子供ながらにも見ごたえがあり、素晴らしいと思ったものでした。
大河ドラマは、どこか特別なんだ、凄いものなんだという雰囲気がありましたね。

それを思うと、今は・・・どうしてしまったのか?
私も今ではほとんど観ることはなくなりました。
『篤姫』、『天地人』は、途中で挫折。(あっ、『新選組!』だけは最後まで観ました、そういえば。)
『龍馬伝』は、ブログに感想を少し書きましたが、それも途中何話か観た程度です。
今年も1話のみで、後は全くチャンネルを合わせていません。
戦国時代だから面白そうと思ったのですが、あまりの評判の悪さに観るのを止めました。

戦国時代といえば、今回の企画に1973年の『国盗り物語』があり、
たまたまTVをつけたらやっていたので、そのまま観ました。
で、つい見入ってしまうことに。本当に面白い、素晴らしいです、昔の大河は。
自然に夢中になってしまって、全く目が離せなくなる。
出演者は、織田信長役の高橋英樹さん、明智光秀役の近藤正臣さん、
豊臣秀吉役の火野正平さん等など、皆さん、未だ20代だったといいますが、
本当に凄い演技力です。今の人たちとは格が違うなとつくづく思います。
今の若手の方々、爪の垢でも煎じてお飲みなさい!と言いたくなりますねぇ。
それは何もこの『国盗り物語』に限った事ではなく、昔はどんなドラマでも見ごたえがありました。

話が脱線してしまったので、『花神』に戻りますが、
原作は、司馬遼太郎氏。
物語の主人公は、長州藩の村田蔵六(大村益次郎)。
彼を中心に維新回天の原動力となった吉田松陰、高杉晋作などの若者達を描いた
青春群像劇でした。
折りしも放送は1977年TBS の『新選組始末記』と同じ年。
新選組、土方さん命の真っ只中にいた私でしたが、敵方の長州中心のドラマにもかかわらず、
毎週欠かさず観ていたのは、それだけ魅力的なドラマだったということかもしれません。

内容は、正直、全く覚えていません。
ですが、この時のキャストの方々はとても印象深く、今でも役名を聞くと、
この時の俳優さんの顔が浮かぶ方が何人もいます。
伊藤俊輔の尾藤イサオさん、井上聞多の東野英心さん、山縣有朋の西田敏行さん、
極めつけは、吉田松陰の篠田三郎さん。
そして、村田蔵六といえば中村梅之助さん。
特に中村さんのあのおでこの大きいメイキャップは、忘れられません。
この方達は、私の中では今でも不動です。

では、他にはどんな方達が出演されていたかと調べてみました。
なんと言っても、舞台は幕末。
一番気になるのは、言うまでもなく新選組の面々です。
さて、近藤さんは?土方さんは?沖田さんは?
実は…私は不覚にも全く覚えてなくて。あまり出番がなかったのかな?
キャストは、この方々でした。

近藤さん ⇒ 竜崎 勝さん
土方さん ⇒ 長塚京三さん
沖田さん ⇒ 森田順平さん

竜崎さんが近藤さんを、長塚さんが土方さんを演じた事があるのは、記憶にありました。
ですが、それがこの大河だった、それもお二人が一緒だったという記憶はなかったです。
そして、沖田さんにいたっては、全く覚えがありません。
森田順平さんという方は、失礼ながら、お顔さえ浮かばず…。
ただ、この方は、金八先生で乾先生役をされていたという事ですし、お顔を見ればわかるかも。
でも、お名前を聞くと、確か声優さんでよく目にするような気がしたのですが、
それは間違いないようです。

新選組以外では、高杉晋作に中村雅俊さん、そして意外だったのが、坂本龍馬の夏八木勲さん。
新選組の幹部役ではおなじみの夏八木さんが龍馬だったなんて、
いったいどんな感じの龍馬だったのでしょう?興味あるところです。
それと、もう1人、大事なお名前を見つけました。
それは、島田順司さん。
伊豆倉貞次郎という横浜の貿易商の役だったようです。
総集編でお目にかかれるか、わかりませんが、期待したいです。

その他に見つけたのは、大久保利通に高橋長英さん(山南さんだー)、
まさか同時期に山南さんと対極の大久保利通を演じていたとは、今初めて知りました。
そういえば、龍馬の夏八木さんも永倉さんを演じながら龍馬もだったのですね。ほお~。
それから、宮部鼎蔵が高橋悦史さんだったのも意外。
中村半次郎が速水亮さん。速水さんが人斬り半次郎とは、カッコよさそう。
きっと素敵だったろうなあと思います。わあ、観てみたい。
この方は、時代劇でも現代劇でもいつも悪役なんですが、凄く男前で私は好きでした。
けど、最近はTVであまりお見かけしないので寂しいです。
何か長くなっていますが、もうお一方、発見!
それは、池田秀一さん。おお~。
このお名前、わかる方は直ぐにお分かりですね。そうです、ガンダムのシャアです。
池田さん、大河ドラマにも出演されていたとは、驚きでした。
若き日の、これらの方々にお目にかかれるかも楽しみです。

出来るならば、もう一度観たいと思っていたドラマでした。
ですが、オリジナル原版はNHKにも残ってなく、全話の放送は現時点では不可能と聞き、
とても残念に思っていました。
ところが、近年、第19話「上海みやげ」だけが奇跡的に見つかり、昨年だったか、
この「時代劇専門チャンネル」で放送されました。
それは観ましたが、やはり一話だけでは続きが観たいという欲求が強くなってしまうのが人情。
総集編でいいから放送されないかなと、ずっと思っていました。
総集編は、ビデオ(DVDもかな?)が販売されているのを知っていたので、
放送は可能と思いましたから。
ですから、今回の総集編全5回の放送は、待ちに待った、とても嬉しいニュースでした。

既に放送は始まっていますが、リピート放送が何度かあるので、
まだ第1回から観ることは可能です。
放送時間を載せておきますので、興味のある方は是非ご覧になって下さい。
ただし、変更等もあるかもしれませんので、きちんとした情報は、
「時代劇専門チャンネル」の公式HPでご確認していただきますよう、お願いします。

第1回 「改革幻想」   5月15日(日) 11:00~
                5月31日(火) 15:00~

第2回 「攘夷の嵐」   5月15日(日) 13:15~
                6月 1日(水) 15:00~

第3回 「崩れゆく長州」 5月14日(土) 21:00~
                5月22日(日) 11:00~
                6月13日(月) 15:00~
             
第4回 「徳川を討て」  5月15日(日) 21:00~
                5月22日(日) 13:00~
                6月14日(火) 15:00~

最終回 「維新回天」   5月21日(土) 21:00~
                5月29日(日) 11:00~
                6月15日(水) 15:00~

長州側から見た幕末維新。今観れば、また違った感想を持つかもしれません。
今の私がこのドラマを観て、長州に対して、どんな思いを持つか、我ながら楽しみな気もします。




ちょっぴり感想 『血風録』第六話
第六話は「沖田総司の恋」

「前髪の惣三郎」と「沖田総司の恋」をミックスしてどんな話にするのかと思いましたが、
大まかに言えば、
沖田さんが、新入隊士の妖しい魅力を持つ惣三郎に負けて、      
そのために自分の剣に自信を失い、   
更に恋を知ったことも重なって、死ぬのが怖くなる。      
だけど、惣三郎を斬ることで、自信を取り戻していく…。   そんなお話?

そして、惣三郎の話は、NHKが原作どおりに描くことはできないから、
できるだけ簡略化し、「総司の恋」と一緒にする為、山崎さんの役回りを沖田さんに置き換え、
(惣三郎が沖田さんに恋心を抱く設定とは、考えもしませんでしたー。)
無理やり二人を絡めたら、こういう話になりました、といった感じかな?

なんだろう? やっぱり、何かしっくりこなかった。
私には、惣三郎に振り回されてしまった沖田さんが、どうも受け入れ難くて…。
そもそも、いくら体調が悪かったからとはいえ、若い新入隊士に沖田さんが負けてしまうという設定に
疑問符をつけてしまう私には、このドラマは素直に楽しめないのかもしれませんが。
ただ、結構良い場面もあったとは思っていますけどね。

一つ思ったのは、この脚本家さんは、人を挫折させ、立ち直らせるというベタな設定が
お好きなのかなあと。そうやって人の成長を見せるという。
今回の沖田さんもそう。

でも、「血風録」の土方さんや沖田さんに原作にないそんな設定は、要らないでしょ。
せっかく原作があるのに、内容を変更してまで入れるものではないと思うんです。
そんな形で、土方さんや沖田さんの精神的成長を見せてもらわなくて(私は)いいですから。
なにか、ズレている気がするんですよね。
それにこの沖田さんの場合、せっかく今までに築いてきた黒沖田のイメージが、今回崩れてしまい、
性格にブレが生じてしまったのが残念です。(こんな風に思うのは、私だけかな?)
いえ、それによって複雑な沖田さんの性格を現したかったのなら、わかる気もします。
ですが、残念ながら脚本の力がそこまで及んでいない。

完全なオリジナル作品ならば、何でもありかもしれませんが(大河みたいにね)、
原作がある場合は、オリジナリティーを出すにしても、原作の雰囲気とか匂いとか、
そういったものもある程度大事にしつつ、作って欲しいと思うのですが、
大事にするところが違っているような気がしてなりません。

たとえば、この作品は、土方さんが主役というのなら、「あも」のエピソードは
絶対に不可欠と思うのに、なぜかこの脚本家さんは完全スルーで。
でも、一方では、原作と全く同じセリフがたくさん出てくるというチグハグさ。
一見、原作を大事にしているようで、押さえどころをわかってない、
原作や新選組好きのツボを全く理解していないと思えるんですよね。

惣三郎の話でも、私は、最後に沖田さんが土方さんに「用を思いだした」と言って、
ひとりでカタをつけに行ってしまう所(おそらく惣三郎を斬りに行く)が良いのですが、
それはなかったし(このドラマの展開では、それは明らかに無理、出来ないことですが)、
なのに、土方さんが、いきなり剣を抜いて木の枝を切る所は取り上げたりするものだから、
視聴者は何?って思いますよね。
土方さんも実は、惣三郎の魔性に迷わされていた?その魔を断ち切った?
原作にはそんな伏線もありましたが、ドラマにはないから、意味がわからなかった。

やっぱり「沖田総司の恋」は、単独で、もっとじっくりと描いて欲しかったですね。
総司の恋心は、上手く描けていたと思えるだけに、もっと深く細かく描いてもらいたかったな。
男と女の恋と男と男の恋、二つの恋を沖田さんを通して描こうとしたのだと思いますが、
惣三郎の話は、初めから深くなど描けないのだから、何も無理して沖田さんに絡めなくても、
省けばよかったのに、というのが率直な思いです。

ああ~、なんだかとても回りくどい言い方になってしまいましたが、
二つの話のミックスは、やはり内容の詰め込みすぎで、それぞれが薄味になってしまい、
もったいなかったというのが、結論です。

それにしても、惣三郎役の佐藤永典さんでしたっけ。
なんともまあ、可愛らしいというか、美しいというか…まさに整ったお顔立ち。
男性にしては、あのお目目パッチリは、少女マンガもビックリという感じで、
まるでお人形さんのように私には見えましたー。
久々に「美男」という言葉がふさわしい感じの人に出会ったような気がします。
オーディションで選ばれただけのことはあって、妖しい雰囲気は良く出ていたような、
まあ、演技の未熟さは否めないところもありましたが、適役と思いました。

あっ、それと、どうしても言いたかったことが。
それはね、山南さん
ああ~。いくらなんでも、あの扱いは酷すぎでしょう。
まさか、あれで終わりとは… ひぇ~。
確かに原作にはないですけど、けど、けど…
これじゃあ、あんまりだわぁ~と思ったのは私だけでしょうか?

ここまで書いてきましたが、どうもまだ何かスッキリしないので、
この第六話で私が一番言いたかったこと(不満)は何だろうと、もう一度考えてみました。
で、はっきり言うと、一言、これに尽きるかと。
私は、どんな理由があるにせよ、

   新入隊士との立ち合いで負けて、
       剣の自信を失う沖田さんなど見たくなかった!
                                          
 
                                                      おわり



『新選組血風録 完全ガイドブック』(追記あり)
皆さん、既にご存知かもしれませんが、
     『新選組血風録 完全ガイドブック』 (PHPエディターズ・グループ)
という本が、発売されました。

このことを知った時、購入するかどうか迷ったのですが、
まあ、こういった本は、後から欲しいと思っても、なかなか手に入れにくくなるので、
一応、買うことに決めました。
ネット注文したので、連休が入った所為かまだ手元にないため、
内容はどんなものかわかりませんが、制作の裏話もあるだろうし、読んでみようと思います。

大河ドラマ放送時も、作品にはあまり好意を持っていなかったにもかかわらず、
ガイドブック類は一通り手に入れました。
まあ、少し目を通しただけで、今は部屋のどこかに眠っているのが現状ですが。
それでも、新選組物は一応、手元に置いておきたいというのは、新選組好きの心理でしょうかね。

読み終えたら、ここにまた追記しますね。


新選組血風録 完全ガイドブック新選組血風録 完全ガイドブック
(2011/04/28)
PHPエディターズ・グループ

商品詳細を見る

           
    こちらが、そのガイドブック。
    大写しの永井土方ですが… うーん。微妙~だわねぇ。


(追 記 2011.5.9)

ガイドブックが届いたので、早速、読んでみました。
オールカラーで出演者の方の写真満載。
特に主演の永井さんの写真は、初めからドドーンといっぱいで。
ファンの方は、堪らないかもしれません。

そして、キャストインタビューにスタッフインタビュー。
全12話のエピソードガイド等、内容は盛りだくさんのよう。(「よう」って何?「よう」って)

その中で、私が一番興味があったのは、やはり主演の永井さんのインタビュー記事でした。
今回、どんな思いで、どんな心構えでこの役に臨んだのか、自身の中で土方歳三をどう捉えて
役作りをしていったのか、そんなことを知りたかったので。

ところが…
4ページにもわたるインタビュー記事(写真も結構多いですが)にもかかわらず、
彼の土方歳三に対する思いというものは、全く語られることはなく、役作りに対しての具体的なことも
何もなかった…。 少なくとも私には、そう思えました。
この方が始終言っていることは、「自分なりの土方歳三を演じられればいい。」と、それだけ。
自分なり?でも、それは具体的にどういうことかという話もないので、私にはわからなくて。
聞きたい話は全くなくて、残念という思いでいっぱいです。

それにね、永井さん、どこが一番印象深いですかと聞かれたら、お美代との出会いです。とのこと。
えっ?この作品で、主演の土方歳三を演じて一番印象に残ったところが、そこ?
この答え、私としては悲しかったですねぇ。
ならば、どこだったら満足したかと言われても、即答はできませんが、
けど、違う答えが欲しかった私がいます。

それとは対照的に、辻本さんのインタビュー記事は、
彼の沖田総司役に対する思い、どう演じるかの具体的な気持ちがよくわかる内容となっていて、
いいなと思いました。

永井さんにもこういう話を聞きたかったのになあ…。

それから、注目は、1965年の栗塚版についての記事が載っていて、
なんと栗塚さんのインタビュー記事まで載っている事です。
嬉しい気持ちもありますが、ただ、NHKも過去の作品に縛られているのかなという気はしました。
やっぱり意識しているんだ、意識せざるを得ないんだと思いました。
でも、傑作があると知りつつ、新しいものを作り出そうと意を決したのなら、
過去の作品を載せる必要などないのに。
それとも、自信があるから、敢えて過去のものと比べてみて、ということでしょうか?

それからもう一言。
12回のエピソードを読んでいたら、この先、なんだか楽しみよりも
不安のが大きくなってしまいましたー。
10話、11話などは特に。読まない方が、良かったかもしれません。

以上、なにか、ガイドブックにまで文句言っちゃったような形になりましたが、
あくまでも私的感想ですので、ご了承下さいませ~。



ちょっぴり感想 『血風録』第五話
第五話は「池田屋異聞」

うん、今回は、まあまあ良かったという印象。
全体を通せば、今までの放送の中で、一番良くまとまっていたのではないかと思います。
初めてモヤモヤ感を残さずに観終えることができた気がします。
(とは言え、手放しで褒めてるわけではありませんが。

見どころは、池田屋での沖田さんの戦いっぷりと喀血シーン。
それから、山崎さんと大高の因縁の対決!といったところでしょうか。

池田屋での戦い、暗い中での戦いは、臨場感がありました。
藤堂さんが鉢金を取ったと同時に額を割られたり、永倉さんが指を怪我したところなど、
ちゃんと描いてくれたのは嬉しかったですね。

そして、一番素晴らしかったのは、沖田さんでしょう。
いやあ、魅せられました、彼には。殺陣が決まってた。
咳き込みながら斬りあうところも、すごく上手くて良かったし。
なんと言っても、お約束の喀血シーン(やっぱりありましたね、このシーン)が、最高でした。
それも、辻本沖田の演技だけで魅せて貰えたのが良かったです。
心配だった変な、陳腐な演出が全くなかったので、本当に良かった。
(また花が舞ったりするの?と気が気じゃなくて…)
正直、ホッとしました。

やれば出来るじゃないですか、ちゃんとした硬派な演出。
火花も飛ばなかったし(第3話の火花は、なんだったのでしょうね。なぜ、あの時だけ?)
どうかこの調子で、このまま最後までいって下さい、と切にお願いします。

ただ、残念だったのは、近藤局長の殺陣かなあ。
どうも、しっくりいきませんでしたねぇ。
困りましたね、全然強く見えないし、迫力が無さ過ぎで…。
だから、最後に春田宮部と対峙した時、まさか斬り合いするの?と心配してしまいました。

何が心配だったかというと、絶対に宅間近藤の方が弱く見えてしまうだろうと思ったので、
それじゃあ様にならないから、困るなあって。
だって、失礼ですが、殺陣は明らかに宮部役の春田純一さんの方が、比べものにならない位、
上手に決まっているもの。(元JACの方だし。)

でもね、そんな心配は全く無用でありましたー。
なんと、春田宮部は、宅間近藤と対峙するも刀を一度も交えることなく、
自らの首を掻っ切って果ててしまいましたから。
思えば、なかなか上手い演出でした。(いえ、上手く逃げましたね。なーんて言ったら失礼か。

けど、せっかく春田さんが出演されたのだから、殺陣シーンもいっぱい見たかったなあ。
流石に少しの出演でもインパクトがあり、自決シーンも思わずギョッとなる迫力で
見せて下さいましたが、もう少し出番があったら良かったのになあ。
宮部役じゃ仕方ないかもしれませんが、ちょっと(いえ、かなり)残念。
私は、春田純一さん、好きなんですよ。悪役が多いですが、出てくると嬉しくなります。
それに、この方は、舞台で土方さんを演じたこともありまして、私はTVで観ただけですが、
かなり素敵だった印象があります。もともとカッコいい(好み)ですから、春田さん。

さて、今回のお話のメインはと言えば、もちろん山崎さんですが、
最後の大高との対決は別として、もう少し活躍するものと思っていたので、
少々肩透かしを食らった感じでした。

池田屋潜入がなく、町をウロウロしているだけに見えたからでしょうか。
大高との関係で、ああいった設定になったのだと思いますし、前回からの流れからすれば、
お美代さんにあんな行動を取らせるのも当然の成り行きだから、
そうなると結局、山崎さんの池田屋潜入は無しの方が、都合が良かったのかもしれません。

ですが、せっかくの切れ者イメージの加藤山崎ですから、もう少し見せ場が欲しかったかなと。
それにしても、加藤山崎の鋭い目は、ものを言いますねぇ。
なんだか、一癖も二癖もある役がとってもお似合いのよう。
ただ、カッコいいかもとは思いますが、私はちょっと苦手なタイプかも。(ファンの方、ごめんなさい。)

えっ?土方さんはどうだったかって?
うーん、出番が少なかったせいか、今回は、あまり目くじらたてるようなところはなかったかなと。
(それでも後ほど、ちょっとは言わせてもらうつもりですが。)
それに、これくらい目立たない方が、安心して観られていいなと思ってしまいましたー。
どうしても、どうしても土方さん中心に観てしまう私は、土方さんについての不満が大きいと
ドラマ自体を楽しく観られないとはっきりわかったので、尚更です。

それにしても、存在薄すぎるぞ!と改めて思ったりはしましたけど。
古高の拷問シーンも緊迫感に乏しいサラッとしたものでしたし。
副長は「吊るせ~」「逆さに吊るせ~」と命令はしたけど、場面はそれで終っちゃって…。
土方副長の怖さ、ぜーんぜん(なし)でした。
沖田さんの「はあ~、気の毒に。土方さんが来る前に話した方が良かったのに…。」の
セリフが良かったから、その後を期待したのに、緊張感に支配された状況も過酷なシーンも
なーんにもなくて、あれ?といった感じで。
新選組 鬼の副長の見せ場の一つとも思うのに、いいとこなしでガッカリ~でもありました。

それはそうと、その拷問に掛けられてしまった古高さんですが、
あのとっても気弱そうな風体には、驚かされましたー。ホントにビックリ。
あれでは、武士の気概を持っていそうな感じには見えず、ちょっとの拷問で直ぐに大事を
吐いてしまいそうで、見た瞬間にこの人、大丈夫なの?と思わず口から出てしまいましたー。

あと、土方さんとお美代さんとの200%不愉快シーンのリピートにも参りましたが、
話の展開上、仕方ない気はしました。設定が設定なんですから、どうしょうもありません。
けれど、やっぱりお美代さんは、要らないなあって、今回も思いましたねぇ。
全くの余分な話としか思えないんですよね。いなくても支障ないのになあ。

それから、山南さんの池田屋不参加が、病気説とは珍しい。
ドラマではおそらく初めて見たかと。
ただ、土方さんの「山南さん、病人はおとなしく寝ていた方がいい。」は、
優しさの欠片もない言い方で、すごく嫌でした。
こういうところも、違うんですよねぇ。私の土方さんのイメージとは。

反面、それを聞いた山南さんの驚いたような、打ちのめされたような様子に胸がチクッとしました。
そんなところでも、演技の違いを見せられた気もしました。
山南さん、どうなるのかな?
前回の唐突な土方批判といい、今回の近藤局長への直談判といい、
山南さん脱走、切腹への序曲と言えそうですが、
こうなると切腹シーンはあり、ということかもしれません。

最初に褒めておきながら、結局はいつもと同じ突っ込み記事に。お許しを~
だって、やっぱり気になるところは色々と言いたくなってしまうし…
まあ、褒めた手前、今回は抑え気味になった感じもありますが。はい。

さて、そして、次回はといいますと、「沖田総司の恋」だそうで、しかも「前髪の惣三郎」との
ミックス話のようですから、はてさて?どんな面白いドラマを観せてもらえるか?
お手並み拝見といきましょう。
ですが、沖田さんメインなら結構楽しめるかもと、いつもよりは期待大なのも確かです。


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