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おもに新選組について、他自分の好きな事、日々感じた事など気の赴くままに綴ります。

ナレーション+新撰組の唄
ドラマ「新選組始末記」のナレーションや主題歌について書きましたが、
  ドラマのナレーションの雰囲気を味わいたい かつ 「新撰組の唄」を聴きたい
という方にピッタリなCDがあります。

キングレコードから発売されている「芥川隆行がつづる演歌名曲選(下)
全18曲で、タイトルどおり全ての曲に芥川さんのナレーションがついているという
演歌好きには、たまらないアルバム。 (ちなみに(上)もあるのでお間違えなく、(下)ですよー)
この第1曲目に三橋美智也さんが歌う「新撰組の唄」が入っています。
1曲目というのも、なんか嬉しいです。(すぐ聴けますしね。)
もちろん歌詞カードは付いていますが、残念ながらナレーションの記載はありません。
なので、ちょこっとご紹介。  

  ~ 元治元年6月5日 祇園祭に沸く京洛の巷
     三条小橋 池田屋おもて
     高瀬川を吹き渡る 夜風も死んだ亥の上刻 
     新選組最初の斬り込みは
     近藤勇・同、周平・沖田総司・原田左之助・永倉新八のわずか5名 
     まさに決死の覚悟であった
     この時 彼らの胸中は 逆巻く時代の波濤を越えて
     己への回答を求めんとする ひたむきな心のみではなかったろうか?
 
    
         <歌唱>   ♪ 「葵の花に吹く~
 
  ~ 硝煙けむる鳥羽伏見 葵の治世存亡の時至る
      慶応4年正月3日 これが一期の激戦
      武運つたなく陽は落ちて 新選組同志の多くは再び帰らず
      徳川幕府はここに瓦解した
      菊は栄えて葵は枯れる 黄昏迫る戦場に 彷徨う軍馬のいななきが
      歴史の悲運を弔うごとく 野面の果てに消えていった


          <歌唱>  ♪ 「砲音(ほづつ)に草は燃え~

聞き書きなので、聞き違いあるいは漢字表記の間違い等あるかもしれません。
その点はご容赦を (特に下線部は、我ながらちょっと怪しい)

とっても良いです。けど、本当に本当に残念な事に2番の歌唱はありません。
時間の関係でなのかわかりませんが、これは是非ともフルコーラス入れて欲しかったなあ・・・と
聴くたびに思ってしまいます。
それはそれなんですが、こんな曲があったこと、今は亡き芥川さんのナレーションを聴くことができることを心から嬉しく思います。

     
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新選組の歌と新撰組の唄
1977年版「新選組始末記」の主題歌は、角川博さんが歌う「新選組の歌」。
だだ、主題歌といってもこの番組、時報と同時に本編が始まって、オープニングに曲は流れない、
またエンディングでもほとんど流れないという珍しい番組で、あまり聴く事が出来ませんでした。

この「エンディングでもほとんど流れない」というのは、逆を言えば時々は流れたということですが、
どういう意図、狙いがあったのかわかりませんが、本当に時々気まぐれのようにエンディングでこの
曲が流れた回があったのです。
なぜ、毎回流してくれないのか不思議で、今日はやるかな?と期待していたものです。
歌詞も良かったし、角川さんの綺麗な高い声がとっても魅力的で好きでした。

このレコードが欲しくて、欲しくて。(当時CDなんてありません、レコードです、レコード。)
きっとレコードは出ているはず、たぶん角川さんの新曲のB面に入っていると予想し、レコード店へ。
すると、その読みは見事に的中。(シングルレコード「純情の夢」のB面)
手に取った時の嬉しさは、例えようも無いくらいでしたねえ。

「♪葵の花に吹く、時代の嵐~」
この歌、この時作られたオリジナルかと思っていたのですが、実は1962年に放送された同タイトル
番組「新選組始末記」の主題歌と同じだった、ということを最近になって知りました。
歌っていたのは三橋美智也さん。
そう知ると、是非そちらも聴いてみたくなるのが私の性。
探してやっと手に入れることが出来ました。「あゝ新選組」とカップリングで感激でした。
(ちなみに、私が手に入れられたのはCDではなくカセットテープ。でもいいの。)

ここで、ひとつ発見したことが。
三橋さんの歌と角川さんの歌は歌詞は全く同じですが、イントロ部分が少し違います。
でも、これは後の角川さんの方が、アレンジされているは当然といえば当然なので、驚きません。
ですが、決定的な違いが一つ。 それは・・・ タイトルです。
三橋さんは「新撰組の唄」
角川さんは「新選組の歌」 となっています。
時代の差でしょうか? たいした事ではないのだけれど、面白いなあと思って。



※1962年版「新組始末記」は、
  近藤さん・中村竹弥、土方さん・戸浦六宏、沖田さん・明智十三郎という配役で、
  ナレーションも芥川隆行さんが担当した番組のようです。
  まだ、私が生まれる前の作品。(古いなあ~)
  明智十三郎という方は、全く知りません。

  1977年版で伊東さんを演じた戸浦さんの土方さん、見てみたいです。
  なんか、とっても悪そうな感じがしますが。



新選組始末記 キャスト6
この作品で、もう一人、忘れられない人がいます。
それは、斉藤一役だった方。

でも、でもですね。なぜかこの俳優さんのお名前だけが、どうしてもわからないのです。
悪役での出演が多い方だったと思うのですが、お顔は浮かんで来てもお名前が・・・
ご本人には大変失礼で、申し訳ない事なのですが。本当にすみません。
どなたかご存知の方いらっしゃらないでしょうか?

ですが、この斉藤さん、とってもとっても良かったのです。
静かで、どちらかというと無愛想な感じが、斉藤さんのキャラに合ってました。
でも、穏やかで落ち着いていて、大人の頼れる斉藤さんでした。
それに声が好きでした。落ち着いた感じのお声が。

最終回、断崖に一人佇む土方さんを呼びに来る斉藤さん。
そこで、「斉藤、まだ一緒に来るか?」と尋ねられ、
「参ります、命のある限り」と迷うことなくキッパリ言ったところが、素敵でしたねえ。
泣かせますよね。 思わず「ありがとう、斉藤さんっ!」って言いたくなった私。
土方さんと一緒に行くと言ってくれたその気持ちが、嬉しくて仕方なかった事を覚えています。

もう一度会いたいなあ・・・。あの斉藤さん。

ニッポン人が好きな偉人ベスト100
7日、日本テレビで「超大型歴史アカデミー 史上初1億3000万人が選ぶニッポン人が好きな偉人
ベスト100発表」という、とんでもなく長いタイトルの番組を放送してました。
たまたまTVをつけたらやっていた番組で、終わりの方しか見られませんでしたが、結構面白く、
初めから見たかったなあと思いました。

ということで、気になったのはもちろん近藤・土方・沖田のお三方のランキング。
ベスト100に入るのは必定、確信はありましたが・・・。

見始めた時には、近藤さん、沖田さんは出てしまった後で、今までのランキングを見せてくれた時に
名前があったことだけは確かですが、何位だったのかわかりません。

でも、でも、我が土方さんは堂々の「第10位」に。
なんか、驚きです。「えっ?えっ?本当に?」という感じ。
だってベスト10です。
ニッポン人はそんなに「土方歳三」好きだったんですか?
もちろん、昨今の新選組ブーム、新選組隊士の中での土方人気は知っていますが。
これも大河ドラマの影響かなあ?などと思ったりもして。
嬉しいです。嬉しいけど、なぜか複雑な心境・・・。自分でも不思議。

さて、では輝く1位に選ばれたのは・・・
大体の予想はしておりましたが、案の上とでも申しましょうか、
織田信長さまでした。
ニッポン人は、「織田信長」好きなんですねぇ。
かく言う私も好きなので、人の事は言えません。

ちなみに、2位は「坂本龍馬」、3位は「エジソン」。
坂本龍馬人気は不動ですね。
もしかしらたら1位かな?とも思いましたが、今回は信長様に軍配が上がったようです。
(しかし、何ゆえ信長様だけ様付け? 別に深い意味はないんです。)
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始末記ナレーション 第26話(最終回)
第26話「男たちの終章」(最終回)

  北の果て、箱館に渡った新選組副長土方歳三は、

  五稜郭の幕軍に身を投じ、奮戦を続けたが、

  明治2年5月11日、一本木の激戦で遂に壮烈な死を遂げた。

  享年35歳。

  かくして、新選組のすべては終わった。

  しかし、風雲の世に最後までめくるめく生きざまをたどった男たち。

  その情念のたくましさ、変転極まりない運命の儚さは、

  新選組の名と共に、過ぎゆく歳月の重みに耐え、

  朽ちることなく、歴史の碑となって後世に伝えられることであろう・・・。

始末記ナレーション 第25話
第25話「さらば友よ」

  さらば友よ。 義を取り、生を捨つるは我が尊ぶところ。

  時の流れにおもねらず、己の信ずる武士道を貫き通した益荒男が、

  静かに最後の歩みを踏みしめる。

  その心の内は、百花流水。

  天命を得た落ち着きに満ちていた。
 

  天然理心流免許皆伝、近藤勇。 武蔵の国、多摩郡上石原村の産。

  慶応4年4月25日、江戸板橋において処刑。

  享年35歳。

  この日、夜来の雨も上がり、晴天であったという。

  倒れゆく巨木、徳川幕府を最後まで支えんとして身を挺した新選組。

  血盟の同志を率いて、京の都に風雲を巻き起こし、

  ばんだの花と咲いて、潔く散りゆく関東の武骨・・・。

  壮士ひとたび去って再び還らず・・・。

  墓は、故郷多摩の「じょうとく寺」にある。

※最後のフレーズにある「じょうとく寺」ですが、ナレーションでは確かにこう言っています。
 でも、多摩の近藤さんのお墓は「龍源寺」にあるわけで、なぜ「じょうとく寺」?
 何かの間違いではないかとずっと思ってきました。
 近藤さんのお墓は全国に何ヶ所もありますが、その中に「じょうとく寺」という名のお寺は無かったと
 思うのですが、(ですから、漢字がわからない為、平仮名表記)それは私の勉強不足でしょうか?
 これは私の勝手な想像ですが、東京板橋にある近藤さんの菩提寺は 「寿徳寺」といいますから、
 このお寺のことをいったのかなあと。
 ただし、読み方は「じゅとくじ」ですから、本当にここと間違えたのかは疑問が残ります。
 ただ、この「寿徳寺」という名のお寺、調べたところ、土方さんの故郷日野市にもあるようなので、
 製作者側が勘違いしたという可能性も無きにしも非ずかなあと。
 本当のところは謎です。

始末記ナレーション 第24話
第24話「江戸の落日」

  たとえ一人になろうとも、新選組は生きている。

  近藤勇も土方歳三も言った。

  思えば、共に武州多摩の地に生まれ育って剣を学び、風雲の時代に志を立てて京に上り、

  生死をかけて作りあげた新選組。

  それは二人にとって生甲斐のすべてであったろう。

  然るに、何事ぞ。

  武運つたなく、今や敗残の身は明日を知らず。

  「近藤あるところ常に土方あり」と言われ、

  まことの兄弟より心を許しあった男と男の影法師が二つ、

  さみしく江戸を去っていった・・・。

始末記ナレーション 第23話
第23話「鳥羽・伏見の戦い」

  硝煙けむる鳥羽伏見。

  天運我に組せず。

  新選組同志の多くは倒れて、再び帰らず・・・。

  慶応4年、戊辰の正月。

  菊は栄えて、葵は枯れる。

  徳川300年の歴史は終焉に近づいた。

  新選組も幕府軍艦「富士山丸」で江戸に引き上げんとする時、

  文久・元治・慶応の幾年、京の都にひるがえり、誠の旗に輝いた歴戦の夢も今は虚しく、

  歴史の悲運を弔うものの如くであった。 

新選組始末記 ナレーション
この作品で忘れてはならないものに、芥川隆行さんのナレーションがあります。
毎回最後は、芥川さんのナレーションで締めくくられました。
この名調子ナレーションが、ドラマの余韻をどれ程深く心に残るものにしてくれたことか。
このナレーションが、作品に深みを与えてくれたことは言うまでもありません。

今、私の手元に2本のカセットテープがあります。
最後の4話だけ、当時録音しておいたものです。

1977年当時、ビデオなんてものはありませんでした。
ラジカセはあることはありましたが、まだTV音声が入るものは少なく、NHKのみ受信できるものがあるかな程度でした。
と言っても、カセットデッキなどあるはずもない我が家・・・。
でも、どうしてもこの作品をテープに残したくて、父を拝み倒し、どうにか買ってもらえることに。
ですが、今のような家電量販店がなかった時代。
ホイそれとすぐに買ってこれるようなものではなく、TV音声が入るものが欲しいと思いつつ、
あっちこっち探している内に日にちは経ってしまい・・・。
と、そんなある日、どこで探してきてくれたのか、父がラジカセを買って来てくれました。
それも念願のTV音声付のものを。嬉しかったです。本当に。

けれど、番組の方はもう残すところあと4話になっていて・・・。
それでも、ぎりぎりこの4話だけでも残すことができて、幸せに思った私です。
今や私の宝物です。

今は、ビデオやその先のDVD、HDDがある時代。
残したい映像は簡単に残せる良い時代になったものです。
あの頃にあったらどんなに良かったか・・・と思わずにはいられませんが、時代としか言いようがなく、言っても仕方ないことですよねぇ。

これから、この4話の芥川さんが語ったナレーションを紹介していこうと思います。


新選組始末記 キャスト5
今まで書いてきたキャストの方以外で、印象に残っている方たち。

先ず、芹沢鴨役の高松英郎さん。
すごく嫌な奴という印象しかない鴨でした。
最近は、乱暴者でどうしようもない悪とだけ描かれるのではなく、芹沢さんの優しさとか人の良さをも描く作品が多くなっているようですが、この時の芹沢さんは悪人で終わった気がします。
でも、でも、私の中ではこの芹沢さん、印象深く残っているのです。

それと、忘れてはならないのは武田さんを演じた草薙幸二郎さん。
おべっか使いの観柳斉、もうはまり役。
嫌な奴だったけど、これがまた良かったのです。
私のその後の観柳斉のイメージは、すべてこの草薙観柳斉になってしまったほどです。

その他、三ッ木清隆さんの藤堂さん、江木俊夫さん演じた河合さん、中山仁さんの松原さん、
渥美国泰さん演じた有馬さん等々・・・。深く心に残っている方々ばかり。

改めてこの「新選組始末記」という作品、名作だったのではと思います。
もう一度見ることは、もう不可能なのでしょうか?
今見たらまた違った印象を持つかもしれません。突っ込みどころもいっぱいあるかも。
仮にそうだとしても、是非とも、もう一度見たいです。
もし、もう一度見られたら、この世に思い残すことは無いかも。
そんな風に思える程に見たいですねえ。見たい、見たい!
CS放送などで放映してもらえないでしょうか?
時代劇専門チャンネルさんに期待したいところですが、もうフイルムが残っていないなんて噂も聞いたことがあるので、やっぱり無理かなあ?

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